Record China 2017年7月12日(水) 21時40分
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このほど日本デビューした韓国のガールズグループ「TWICE」の人気が続いている。韓国では複数のメディアがこれに注目、TWICEによって「再び韓流ブームが始まるか」と展望するとともに、「TWICEが日本で通用した理由」を伝えている。写真はTWICE。
このほど日本デビューした韓国のガールズグループ「TWICE」の人気が続いている。6月28日にリリースしたデビューアルバムは瞬く間に4万枚以上を売り上げオリコン・デイリーアルバムランキングで首位に浮上、7月2日に東京で開いた日本初となる単独公演にはファン1万5000人が詰め掛けた。
韓国では複数のメディアが日本でのこの反響の大きさに注目、かつて日本に進出した韓流ガールズグループ「少女時代」や「KARA」との違いなどに触れながら、「TWICEが日本で通用した理由」を伝えている。
長期にわたるプロモーション準備など、商業的戦略の側面に触れたメディアも一部あるが、共通して挙げたられた人気の理由は、そのメンバー構成。9人グループのTWICEは、韓国出身メンバーが多数派ながら、日本人3人、台湾出身1人を含む「多国籍グループ」だ。芸能専門メディア「テンアジア」は、日本人のモモ、サナ、ミナが日本の音楽番組に出演した際に積極的にインタビューシーンをリードし「日本のガールズグループの雰囲気を演出した」と分析、また「ミュージックステーション」司会のタモリもモモやサナに対して質問を投げ掛けるなど、日本人メンバーに関心を集中させていたと伝えた。
こうした点は、日本のファンの言葉からも確かにうかがえるという。日本のテレビ番組でインタビューを受けた男性ファンは「日本人メンバーがいるので興味を持つようになった」と答え、女性ファンは「日本人なのでより応援したくなった」として、日本語が通じるメンバーの存在意義を語った。
また日刊スポーツも、日本人が加わっている点を少女時代やKARAとの決定的な違いだとしている。彼女ら3人の存在により、日本のファンにより親近感を感じてもらうことができるとともに、「嫌韓勢力の攻撃を避けることができる」ためだという。韓国の芸能関係者も「3人の日本での活躍が期待を集めている。TWICEのかわいらしいイメージや愛嬌(あいきょう)たっぷりの姿は日本人が好む要素として十分だ」と話している。
メンバー自身も「日本人3人がいるからこそ果たしたかった」と話す日本デビュー。ひとまずの成功に、韓国メディアからは「TWICE旋風によって再び日本で韓流ブームが始まるか」との展望も出てきているようだ。(編集/吉金)
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