Record China 2017年7月8日(土) 19時10分
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7日、日本の幼稚園児のレース動画が中国のネットで話題になっている。中国の各メディアが伝えた。資料写真。
2017年7月7日、日本の幼稚園児のレース動画が中国のネットで話題になっている。中国の各メディアが伝えた。
話題のレースはキックバイクを使ったもの。キックバイクはペダルがついていない自転車で、未就学児のトレーニング用に使う人が多い。レースでは幼稚園児ほどの幼児十数人がキックバイクでデッドヒートを繰り広げており、スタート直後にバランスを崩し最後尾まで下がった女児が注目を集めた。女児は出だしで不運に見舞われたが、レースをあきらめることなくライバルを次々に抜き去り、最終的には1位でゴールする。
5日に動画を紹介した人民日報の中国版ツイッターには7日現在で2000件近いコメントが投稿され、閲覧数は300万回に上っている。確かに手に汗を握る展開で大逆転劇はエキサイティングだが、中国人の見方は少し違っている。
動画を見た中国人からは「苦境にめげずあきらめない姿勢に感動した」との声が数多く寄せられ、多くの人が教育的な意義を持つと語っている。「中国ならまずありえないレース。保護者は幼い我が子がけがするのではと心配し参加させることはまずない。子どもの小さいころからあきらめないことを教えることは非常に大切だと思う」「中国の親は過保護過ぎる。子どもを縛り付けているのだ」といった声が代表的だった。
さらに、6日にこの話題を取り上げた香港・フェニックステレビ(電子版)は記事で、「このレースを見れば危険が伴うことは誰にでもわかる。だからと言って敬遠するのは子どもの可能性をつぶしてしまうようなもの。子どもに新しいことに触れさせることは彼らに学びの機会を与えるに等しい」と報じた。(翻訳・編集/内山)
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