仏系スーパーが「開き直り大セール」へ?「不当な安値販売」の指摘も―中国

Record China    2008年4月22日(火) 14時47分

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21日、カルフールはメーデー期間に大型セールを行うことが公式サイトで発表。対象商品を500元以上購入すると250元分の商品券が貰えるという。業界関係者が「不当な販売方法ではないか」と指摘している。資料写真。

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2008年4月21日、新民網によれば、フランス系大手スーパーのカルフールが“五一(メーデー)”期間に大型セールを行うことが、同社の公式サイトに発表された。

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カルフールの公式サイトによれば、メーデーセールは5月1〜4日に行われ、衣類や台所用品など対象商品を150元(約2100円)以上購入すると45元(約630円)分の商品券が、300元(約4200円)以上購入すると120元(約1680円)、500元(約7000円)以上購入すると250元分(約3500円)の商品券が貰えることになっている。

しかし、上海のある大手スーパー関係者によれば、現在、スーパーの雑貨類商品の税引き前粗利益率は20%前後、百貨類商品の税前粗利益率は35%、営業運転資金などを差し引くと、スーパーの利潤は通常10%程度となっており、業界関係者の多くが、今回のカルフールの50%近いキックバック・セールは不当な販売方法ではないかとしているという。

ネット上では、この対応はカルフールに対するボイコットを跳ね返そうとするものではないかとの見方も出ている。(翻訳・編集/岡田)

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