環球網 2017年6月6日(火) 19時30分
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シンガポール華字紙・聯合早報は5日、「大学入試をビジネスチャンスに、中国で入試専用下着がブーム」と題する記事を掲載した。資料写真。
シンガポール華字紙・聯合早報は5日、「大学入試をビジネスチャンスに、中国で入試専用下着がブーム」と題する記事を掲載した。
2017年の中国の大学入学試験が迫る中、試験に向けた準備に余念がないのは受験生と保護者だけではない。企業もこの時を狙ってペンや下着、靴などを売り出している。大学入試をビジネスチャンスと捉えているのだ。このうち、大学入試専用下着は「ストレス発散効果」をアピール。価格は通常の下着に比べ、2〜5割高い値段が付けられている。
カンニングを防ぐため、多くの試験会場では「サイレンス入場」を実施している。金属片を身に付けていると入場検査を通過することができないのだ。このため、一切の金属反応がしない入試専用の下着が大人気になった。これらの商品の販売価格は数十元(1元は約16円)から数百元まで。割高だが売れ行きは好調のようだ。
あるネットショップの担当者は、「大学入試専用下着は『磁気なし、金属なし』で、入場検査に便利。着心地が良く、ストレスを減らす効果もある」と語る。では、この下着には結局のところ、どんな不思議な点があるというのだろうか?ネットショッピングモール・タオバオのある出店業者は「実際のところ、普通の下着やスポーツ専用下着とあまり違いがない。だが、『大学入試』を掲げたら値段を多少高くしても良く売れる」と率直に明かす。一方、受験生の保護者は「こういう下着を薦める知人がいるから、自分も周りに合わせて購入した」とコメント。北京では「サイレンス入場」の規定はないが、入試専用下着を購入する受験生や保護者は大勢いるという。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)
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