ウォーターサーバーの飲料水から、299人がA型肝炎に感染―中国衛生部

Record China    2008年4月20日(日) 6時10分

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4月19日、中国衛生部は18日、全国各地に設置されているウォーターサーバーの飲料水について水質検査をただちに実施するよう通達を出した。写真はウォーターサーバーの飲料水が原因でA型肝炎の集団感染にあった貴陽学院の生徒ら。

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2008年4月19日、中国衛生部は18日、全国各地に設置されているウォーターサーバー(飲用水給水装置)の一斉水質検査をただちに実施するよう緊急通知を出した。同時に貴州省貴陽市の「南明竹源天然鉱泉飲料有限公司(会社)」が製造した「竹源」ブランドの大型ボトルウォーターなど飲料水関連商品の即時発売停止も指示した。「中国新聞網」が伝えた。

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調査の結果、今年2月下旬から3月上旬に同社製品からは著しい汚染が確認されており、生産過程での消毒も不完全でウォーターサーバー内の飲料水も衛生基準を満たしていなかった。このため、今年3月から貴陽市の複数の職場や学校で同社のウォーターサーバーから水を飲んだことが原因とみられるA型肝炎の集団感染が発生。

4月17日午後4時までに、同市でA型肝炎と診断された患者は299人、疑いのある患者は37人にのぼっている。(翻訳・編集/本郷)

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