Record China 2017年5月31日(水) 11時0分
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22日、日本を訪れた中国人観光客が、ふらりと入ったラーメン店のラーメンが非常においしかったと、旅日記につづっている。写真は作者提供。
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2017年5月22日、日本を訪れた中国人観光客が、ふらりと入ったラーメン店のラーメンが非常においしかったと、旅日記につづっている。
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江戸東京博物館は、地下鉄両国駅近くにある。博物館の近くにあるミシュランガイド一つ星のそば屋を予約しておいたのだが、当日になってホテルを通してそば屋の店主が病気になってしまい、店を休むとの連絡が入った。それで、仕方なく博物館に着いてから近くで食べるところを探すことにした。
両国駅のある両国は、東京の下町に位置し、江戸時代には非常ににぎわった所だが、今では寂れてしまっている。ボロボロになった両国橋を見ればそれは明らかで、新宿や渋谷とは全く違っていた。
そばは食べられなくなってしまったが、やはり麺類が食べたいということで、携帯電話を使って近くのラーメン店を見つけ出した。店に入ってみると、中に客はおらず、ちょっと焦ってしまった。外は雨が降っているものの、もう食事時なのに客がいないとはどういうことなのだろう?
でも、もう店に入った以上は落ち着いて臨もうということで、とりあえず注文をすることにした。メニューはとても親切で、写真が貼ってあり、写真を指させば注文できた。日本のラーメン店では、ほかの日本語はできないとしても「替玉」の2文字だけは必ず覚えておくべきだ。替玉とは麺のおかわりのことで、「替玉無料」と書いてあるのを見たら、特に注意すべきだ。これは、麺のおかわりが無料という意味なのだ。注文を終える頃には、他の客たちも続々と入店してきて、私たちのラーメンが運ばれてくるころには、この小さな店はほぼ満席になった。
さあ、ラーメンが運ばれてきた。私が注文したのはチャーシュー麺にあおさと味玉子のトッピングだが、これがめちゃくちゃおいしい!!麺の硬さがちょうどよく、スープは非常に濃厚で、麺がスープによく絡み付く感じだ。チャーシューは口の中でとろけそうなほど柔らかく、チャーシューとは何かよく知らなかったせいかもしれないが、格別においしく感じた。
日本の普通のラーメン1杯は、女性が食べる量としては少し多めではあるが、男性には足りない量だ。それで替玉は基本的に必須である。替玉をするタイミングは注意が必要で、まずは麺を先に食べ、残り2〜3口というところで、店員に替玉を注文する。そうすると、麺をちょうど食べ終わるころに新しい麺が加えられるのだ。
とてもおいしいラーメンだったが、写真は1枚しか撮れなかった。確かに日本の店で食事をするときは写真を撮るのが難しい。まず、多くの店が暗いので、携帯電話で撮った写真のうち10枚に8枚は写りが良くない。それに隣にも人がいるので、写真を撮ろうとすると隣の人が写ってしまう。そして他の人に迷惑にならないようにも気を付けなければならない。だから日本の小さなラーメン店では、理想的な写真を撮って店を宣伝してあげることが難しいのだ。(翻訳・編集/山中)
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