山口 康一郎 2017年5月21日(日) 14時0分
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最近、日本に来る中国人観光客の話題が多いようですが、中国人留学生や日本で仕事をする若い中国人も近年ずいぶん増えているそうですね。資料写真。
最近、日本に来る中国人観光客の話題が多いようですが、中国人留学生や日本で仕事をする若い中国人も近年ずいぶん増えているそうですね。
私が最初に中国に来たのは、東京であのサリン事件が起こった時でしたが、それ以来、20年近く中国と関わってきてその時どきの若者たちの考え方の変遷(へんせん)を目の当たりにしてきました。中国の若者の考え方も5年単位ぐらいの世代の違いで微妙な変化があります。
そういう彼らが日本に来て生活し始めています。彼らとも上手く付き合っていかないと、彼らも中国人だけで集まり生活してしまいます。サンフランシスコのチャイナタウンみたいな街になってしまうと手を付けられないような小さな中国です。そうなるよりも上手な交流で付き合っていければいいと思いませんか?そのためには、彼らを知ることが大事だと思います。
いまの若い中国人に共通に感じることは、「事を依頼すると『難しい』と即答する」「言い訳、口応えが多い」「相手の揚げ足を取る」「なんでも『ここは中国だから』を理由にする」「客観的に指摘しても認めない」「他人の話を聞こうとしない」「目的と目標がお金のことと楽することと安定することが中心」「親友と呼べる仲間が非常に少ない」などなどです。
また、年代の違いでのマナー格差も存在します。一番若い世代から書きますが、90後(90年代生まれ)と言われる25歳以下の若い人で、大都市か、沿海地方の都市出身で日本に旅行出来るぐらいのレベルであれば、メンツを傷つけない言い方で指摘や注意をすれば、のみこみも早く、一度の注意で次から格段にマナーがよくなります。
これは、日本のアニメやドラマを見ているせいで日本の生活を結構知っているからだと分析します。しかも彼らは結構、素直です。たぶん、日本人や日本文化を尊敬しているからかもしれません。日本のアイドルも好きな世代です。
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