100人に1人が「癌患者」、下がらない発病率―上海市

Record China    2008年4月17日(木) 9時13分

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15日、上海市では18万人の癌患者がおり、市民の100人に1人を上回る比率に当たる。上海の癌の発病率、死亡率は中国の平均水準を上回り、現在も上昇を続けているという。写真は「上海癌クラブ」。

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2008年4月15日、新聞晩報によれば、「第20回上海市腫瘤予防治療宣伝週間」がスタートした。2008年のテーマは「合理的な食生活、日常的な運動、癌の予防治療」となっており、癌の予防が重要な課題となっている。

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上海市疾病予防センターの発表した癌の統計データによれば、同市では18万人の癌患者がおり、100人に1人を上回る数の市民が患者である。また、1000人に2人を上回る市民が癌により死亡している。上海の癌の発病率、死亡率は中国の平均水準を上回り、現在も上昇を続けているという。

衛生部の統計によれば、中国では毎年約220万人が癌を発病しており、癌による死亡者は160万人に達する。この20年間、4〜5人に1人は癌で死亡しており、最大の死亡原因となっている。男性は肺癌、女性は乳癌が最も多く、死亡率が最も高いのは男女とも肺癌。2020年までに中国では550万人が癌を発病し、そのうち約400万人が死亡する可能性があるいう。(翻訳・編集/岡田)

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