砂漠の真珠「月牙泉」、過去7年間で最高水位に!第2の泉も出現―甘粛省敦煌市

Record China    2008年4月16日(水) 0時48分

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4月13日、世界遺産の莫高窟で有名な敦煌市のもう1つの観光名所「月牙泉」が、深刻な水不足解消のための大がかりな灌漑工事が功を奏して、過去7年間で最高水位を記録した。

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2008年4月14日、「チャイナフォトプレス」は甘粛省敦煌市の有名な観光地、月牙泉の水位が今月13日に過去7年間で最高となったと伝えた。

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月牙泉は美しい流砂の山、鳴沙山の麓にある三日月(中国語で月牙)型の泉。砂に埋もれることなく常にその形を維持してきたため、「砂漠の真珠」とも呼ばれている。世界的にも有名で、毎年多くの観光客が国内外から訪れていたが、近年深刻な水不足により泉の水域面積は縮小、平均水深も通常の10mから1.1mと下降していた。

02年、国と甘粛省は月牙泉の水量確保のため周辺住民が使用する井戸をすべて封鎖し、住民には節水を呼びかけると同時に代替水源を確保。06年には11億6000万元(約162億円)、07年には4009万元(約5億6000万円)の資金を投じて灌漑工事を行った。この結果、月牙泉には毎日平均2万5000立方メートルの水が湧き出るようになったという。さらに喜ばしいことに、月牙泉のすぐそばにもう1つの泉が出現。現地では大きな話題となっている。(翻訳・編集/本郷)

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