元慰安婦が死去、過去に日本を訪問し謝罪と名誉回復を訴え―中国

Record China    2017年5月13日(土) 0時40分

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12日、南海網によると、中国海南省に住む旧日本軍の元従軍慰安婦女性、陳亜扁さんが11日早朝、同省陵水黎族自治県の老人養護施設で死去した。

2017年5月12日、南海網によると、中国海南省に住む旧日本軍の元従軍慰安婦女性、陳亜扁(チェン・ヤーピエン)さんが11日早朝、同省陵水黎族自治県の老人養護施設で死去した。90歳だった。

陳さんは1927年12月生まれ。42年春、14歳で従軍慰安婦にされ、旧日本軍が管轄する複数の慰安所で4年に渡って慰安婦として働かされた。45年8月、日本の敗戦を受けて慰安所から逃げ出し、親戚の家にたどり着いたという。解放後に結婚したものの、慰安所での生活がたたり、8度にわたって流産。9度目の妊娠でやっと女の子を授かった。夫は76年に病死し、その後娘と暮らしていた。

陳さんら同省の元慰安婦女性8人は01年7月、日本を訪問。日本政府に対して謝罪と名誉回復を訴えていたが、請求は棄却された。陳さんの死により、同省に残る元慰安婦女性は1人になった。(翻訳・編集/大宮)

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