未認可ED治療薬で高齢者2人死亡、一部薬品は日本でも流通―香港

Record China    2008年4月15日(火) 11時41分

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4月、香港ではここ3カ月で43人もの高齢者が非合法のED治療薬を服用後に体の不調を訴えている。うち2人が死亡した。写真は「男性専用」と書かれた薬局に並ぶ男性。非合法のED治療薬「真男人」が無料で配られた。

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2008年4月、香港ではここ3カ月で43人もの高齢者が未認可のED治療薬を服用後に体の不調を訴えている。うち2人が死亡した。中国新聞社が伝えた。

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今年2月以来、香港の衛生署は再三にわたって違法ED治療薬への警告広告を発表している。問題となっている薬品は「紅黄膠嚢」「男根増長素」「動力一号核桃素片」「九鞭王」などで、バイアグラの成分として知られる「クエン酸シルデナフィル」や血糖値を抑える「グリベンクラミド」が配合されている。しかし、これらの薬品は未認可のため基準を超えた分量が配合されており、健康を害する危険が高いという。

大陸及び香港ではこれらの未認可薬品の取り締まりが進められているが、依然としてアダルトショップや通販などで簡単に入手できる状態が続いている。中国ブランドED治療薬や中国製のED治療薬偽造品は、ネット通販や個人輸入代行業者を通じて日本でも一部流通している。健康被害の可能性があるため、消費者は注意が必要だ。(翻訳・編集/KT)

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