Record China 2017年7月5日(水) 6時40分
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韓国サムスン電子が近く、中国の支社7カ所を閉鎖する可能性が高まった。最新型スマートフォン「ギャラクシーS8」の販売伸び悩みが原因という。写真はギャラクシーS8。
2017年7月4日、騰訊科技によると、韓国サムスン電子が近く、中国の支社7カ所を閉鎖する可能性が高まった。最新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS8」の販売伸び悩みが原因という。
サムスンの中国本社は、閉鎖情報についてコメントを避けている。サムスンの従業員の1人によると、閉鎖はまず華北支社から始まる見通し。ほかの支社は検討中という。サムスンは中国市場参入後、中国国内の大企業同様、国内の各地域に支社を設立した。現在華東、華南、華中、西南、西北、東北支社がある。
サムスンの関係者によると、7月中に北京など首都圏を管轄する華北支社の業務調整を開始。支社の下部組織である事業所26カ所については、今後の見通しは不透明という。サムスンは現在小売りに力を入れており、支社機能が多すぎることが事業拡大に不利に働いているという。
サムスンは現在、中国のスマホ市場で売り上げが伸び悩んでいる。業界調査機関によると、ピーク時より6割近く販売額が減少。主力製品の「ギャラクシー7」の爆発、回収を経て発売した「ギャラクシーS8」も、事前の予測より売り上げが伸びていないという。(翻訳・編集/大宮)
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