雲南の“秘境”シャングリラで大規模な森林火災が発生―雲南省デチェン・チベット族自治州

Record China    2008年4月15日(火) 14時57分

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14日、雲南省北西部の“秘境”シャングリラで大規模な森林火災が発生した。3000人以上が7日間にわたり消火活動を行った結果、ようやく鎮火した。火災面積は33万平方メートル以上と見られる。写真はシャングリラ。

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2008年4月14日、新華網によると、雲南省北西部の“秘境”シャングリラで大規模な森林火災が発生していたが、3000人以上の軍人、警官、林業関係者の7日間にわたる消火作業により、13日午後ようやく鎮火。火災の原因検証が行われている。

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火災が発見されたのは4月6日午後5時頃、場所は雲南省デチェン・チベット族自治州のシャングリラ県の雲南松を主とする混生林。調査により、火災は松ヤニを採集していた作業員の焚き火が原因だったと見られている。

火災が発生した地域はきわめて山深い場所で、標高3858m、斜面の傾斜は70度以上あり、消火作業は困難を極めた。事態を重く見た雲南省委員会、省政府が消火班を現場に派遣し、消火を指揮。火災面積は約33万3350平方メートルに達すると見られ、火災による損失は現在調査中だという。

現在、現場検証が行われるとともに、鎮火した火が再び燃えだすことを防ぐため、周辺には厳重な警戒網が敷かれているという。(翻訳・編集/岡田)

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