2008年4月13日、物価上昇に伴う大学生の経済的苦境を支援しようと、中国財政部と教育部は、1人毎月20元（約280円）の生活補助金の支給と国家奨学金制度の確立を発表した。中国広播ネットが伝えた。

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財政部と教育部は去る3月10日、中央及び地方財政から合わせて計16億元（約224億円）を拠出するよう指示。このほど、全国の大学本科（学部生）及び専科（短大に相当）、大学院生約2000人に今年3月〜6月分として1人あたり毎月20元（約280元）の生活補助金が支給された。

このほか、全体の5分の1に上る経済的困難な家庭の学生には、中央財政から3億2000万元（約44億円）が拠出され、さらに毎月20元（約280円）が上乗せされた。

また、昨年11月からは国家奨学金制度もスタート。全体の20％にあたる経済的困難な家庭の学生には年間2000元（約2万8000円）、3％の成績優秀かつ経済的困難な家庭の学生には年間5000元（約7万円）、0．3％の特別成績が優秀な学生には年間8000元（約11万2000円）が支給されることが決まっている。（翻訳・編集/NN）