明の大航海家・鄭和が使った古代木造船を再現―江蘇省南京市

Record China    2006年8月8日(火) 8時47分

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巨大な木造船の復元作業が進められている。2006年8月末には完成の見込み。

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2006年8月6日、鄭和の大航海に使われた船の復元工事が、江蘇(こうそ)省南京(なんきん)市の宝船厰(ボウセンチュウ)遺跡公園で行われた。鄭和は明代の人で、中国史上最も傑出した航海家だ。15世紀初に大艦隊を率いて東南アジア、インド、そしてアフリカにまで遠征した。宝船厰遺跡公園は中世最大の造船所跡にできた公園で、鄭和が航海するための帆船が建造されたといわれる。現在復元中の古代木造帆船は全長63.25m、幅13.8m。マストの高さは38mあり、排水量1300トンという巨大なもの。これは面積5000?の土地に建てられた、7階建ての建造物に相当するという。船体復元作業は8月末に終わる見込みで、「鄭和の大航海」の宝船が、再び世に現れ出ることになる。

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