死刑かどうか?「民意も重要な根拠」=最高裁長官の発言に抗議殺到―中国

Record China    2008年4月11日(金) 23時5分

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10日、最高人民法院(最高裁判所)の新長官に任命された王勝俊氏が珠海中級人民法院(地裁)裁判官との会談で、「死刑にするかどうかは、『民意』も重要な根拠にしたい」と述べ、波紋が広がっている。写真は四川省で開かれた公開裁判。

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2008年4月10日、最高人民法院(最高裁判所)の新長官に任命された王勝俊(ワン・ションジュン)氏が珠海中級人民法院(地裁)裁判官との会談で、「死刑にするかどうかは、『民意』も重要な根拠にしたい」と述べ、波紋が広がっている。天津「北方ネット」が伝えた。

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王長官は会談で、「今後も引き続き『寛厳相済(懲罰と寛大を結合する政策)』を徹底させる。死刑判決については、法律や治安のほか『民意』も重要な根拠にしたい」とする考えを語り、「そうすることで、法的効果と社会的効果が一致する」と強調した。

だが、インターネットニュースのコメント欄には、「根拠は法律だけだ。『民意』で死刑が決められるのか?」という抗議の声が殺到。広州衛生局副局長の「世界中で一番医療費が安いのは中国だ」、鉄道部(省)高官の「『春運(旧正月の特別ダイヤ)』が混雑するのは切符代が安いからだ」と並び、「08年の3大傑作」と揶揄されている。(翻訳・編集/NN)

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