中国初!著作権料未払いカラオケ店を処罰へ、大手チェーン2社に通知―雲南省

Record China    2008年4月8日(火) 11時58分

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4月7日、雲南省版権局は「行政罰事前通知書」を省内の大手カラオケチェーン2社に送付した。著作権料未払いのカラオケ店に対する処罰は中国で初めてとなる。写真は北京市のカラオケ店。

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2008年4月7日、雲南省版権局は「行政罰事前通知書」を省内の大手カラオケチェーン2社に送付したことを明らかとした。著作権料未払いのカラオケ店に対する処罰は中国で初めてのこととなる。新華社が伝えた。

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今年1月、中国音像協会と中国音楽著作権協会は共同で大手カラオケチェーン2社が著作権違反の疑いがあるとして版権局に訴えた。調査の結果、版権局は権利侵害を認め、カラオケチェーン2社に「行政罰事前通知書」を送付、期限内に権利侵犯楽曲を削除しなければ強制削除などの行政罰を実施すると警告した。

中国では2007年1月1日より、カラオケ店は中国音像協会、中国音楽著作権協会など著作権団体に使用料を支払うことが義務づけられたが、いまだに浸透していないのが現実。雲南省には200店舗以上の大型カラオケ店があるが、うち使用料を納付しているのは90店舗程度しかないという。今回、中国初の行政罰が実施されることで、著作権使用料の支払い促進が期待される。(翻訳・編集/KT)

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