<次期総統>「中華台北」名義でWHO加盟へ意欲―台湾

Record China    2008年4月8日(火) 10時31分

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4月4日の報道によると、台湾の馬英九(マー・インジウ)次期総統が「中華台北(チャイニーズタイペイ)」名義で世界保健機関(WHO)に加盟したい意向を初めて明らかにした。写真は台湾の中正紀念堂。

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2008年4月4日、香港「中国評論新聞」の報道を人民ネットが転電したところによると、台湾の馬英九(マー・インジウ)次期総統が「中華台北(チャイニーズタイペイ)」名義で世界保健機関(WHO)に加盟したい意向を初めて明らかにした。

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馬次期総統が「中華台北」名義の採用を主張したのは、過去に非政府組織(NGO)や政府間組織(IGO)に加入した際に使用したことがあること、米国や中国本土からも受け入れられる可能性が高いからだという。

2005年4月、中国共産党の胡錦濤(フー・チンタオ)総書記と国民党の連戦(リエン・ジャン)名誉主席が初めて歴史的な会見「胡連会」を開いた時、連氏は台湾のWHO加入申請を阻止しないよう求めた。胡氏はそれに対し、「Taiwan,China」という名称を受け入れるよう提案。連氏がこれを拒否したという経緯がある。

その後、国務院の呉儀(ウー・イー)副総理(当時)らが研究を重ねており、「一辺一国(台湾と中国はそれぞれ一つの国)」を表明する名義でなければ中国本土側は話し合いに応じるとしている。(翻訳・編集/NN)

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