日本で7年暮らした中国人「日本は中国で高く評価されすぎ」―中国メディア

Record China    2018年3月23日(金) 6時20分

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20日、鳳凰網は日本での7年の留学生活を終えて帰国した中国人が日本の「本当の姿」について論じる記事を掲載した。

2018年3月20日、鳳凰網は日本での7年の留学生活を終えて帰国した中国人が日本の「本当の姿」について論じる記事を掲載した。

記事は「この7年間で中国のセルフメディアが勃興し、日本社会の話題やグルメ、エンタメを専門的に紹介するアカウントが多数出現した。これらは中国人の日本に対するイメージを豊かにしたとともに、訪日中国人観光客の消費欲も刺激した」とした。

そのうえで「自分に言わせれば、これらの情報は日本社会の一部分に過ぎない。実際、日本には急いで解決が待たれる問題がなおもたくさんある。最も印象深いのは、先進国トップレベルの割合だという児童の貧困だ。最初は信じられなかったが、日本社会にも残酷な面は確かに存在する。7年の留学生活で感じたのは、われわれは日本を高く評価し、美化したイメージすら持っているということ。実際、日本は普通の国であり、先進的な点もあれば、後れている部分もあるのだ」と指摘した。

また、「2012年の国交正常化40周年時に日本の新聞社が実施した著名な中国人に関するアンケートで上位を占めたのは毛沢東周恩来孔子孫文蒋介石といった人物だった。日本人の中国や中国人に対する認識は40〜50年前、さらにそれ以上前の段階で止まっている。そして日本では学術界もマスメディアも中国との比較をしたがらず、中国のやり方を理解しようとしない。日本のエリート層は依然として中国への優越感を抱いていて、中国の存在を無視さえしている」と論じている。

記事は「関わり合ってきた日本人の大多数が、中国人について『うるさい』『ルールを守らない』といった印象を持っていた。しかし中国はこの7年で驚くほど変化した。また、日本を旅行したことのある人なら、日本のインフラが中国より後れていることを知っているはず。Wi−Fiが通っている場所は少ないし、観光地のトイレは和式が多い。都市のインフラだけ見れば、中国は絶対的に世界のトップクラスだ」とした。

そして最後に「中国には依然、日本に学ぶべき分野はある。しかし日本に対してもう劣等感を抱く必要はない」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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