Record China 2008年4月3日(木) 11時20分
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3月30日、吉林省に住む9歳の男児が「人身の自由拘束」を理由に、父母ら6人の保護監督者を訴えるべく法律事務所を訪問していたことが1日、明らかになった。写真は同省のある小学校の授業参観。
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2008年4月1日、城市晩報によると、3月30日午前10時頃、吉林省四平市に住む9歳の男児が、父母と祖父母、外祖父母を訴えるべく弁護士事務所に駆け込んできたという。男児の主張は「しつけが厳しすぎて全く自由がない」というものだった。
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法律事務所の主任弁護士は「弁護士になって30年だが、こんなことは初めて」と驚きを隠さなかった。
自称“朱”(ジュウ)と名乗る男児は、身長約120 cmの元気な可愛い少年。今年9歳の小学3年生で、普段は両親と祖父母と暮らし、外祖父母の家にもよく遊びに行くという。
「家にはボクしか子供がいないから、毎日学校が終わると英語やピアノの習い事があって、みんなでボクを家に閉じ込めるんだ。おじいちゃんの犬だって毎日散歩に行くのに…」
朱少年は、「人身の自由の制限」についてはテレビから学び、「大人たちの自分に対する一連の行為は人身の自由を制限し、法に抵触する」と話す。
困った弁護士が「君が訴えたい人たちは皆、君の保護監督者。それに君はまだ訴訟能力がないからお母さんたちを訴えられないよ」と諭すと、朱少年は最後には納得。同日午後に事務所を訪れた少年の保護者には「厳しいしつけが優秀な子どもを生み出すとは限らない」とし、一定の自由時間を与えるようアドバイスしたという。(翻訳・編集/汪葉月)
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