韓国人のGWの旅先はやっぱり日本、すでに前年比2倍の予約=韓国ネット「口を開けば日本の悪口を言っているのに…」

Record China    2017年4月1日(土) 12時0分

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30日、韓国・ニュース1によると、韓国の今年のゴールデンウイーク期間中、日本と東南アジア行きの海外旅行商品の予約件数が前年同期比で約2倍となっていることが分かった。写真は成田空港。

2017年3月30日、韓国・ニュース1によると、韓国の今年のゴールデンウイーク期間中、日本と東南アジア行きの海外旅行商品の予約件数が前年同期比で約2倍となっていることが分かった。

日本同様、韓国にも4月末から5月初めにかけゴールデンウイークがある。今年のカレンダーでは、4月29〜30日の土・日曜以降、5月1日メーデー、3日(陰暦4月8日)釈迦誕生日、5日こどもの日、8日両親の日と祝日が続き、さらに今年は9日が大統領選挙で休日となり、最長で11連休が可能だ。

長期の休日となることから、多くの旅行者の関心が国内旅行から海外旅行に移っている。旅行業界によると、4月28日〜5月5日に出発する欧米・南太平洋など主要な海外パッケージツアー商品の予約件数が前年同期比で平均約50%増加、特に東南アジアと日本へのツアー商品は100〜130%と、一部は2倍以上の売れ行きという。

専門家はこれに関し、「高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を韓国政府が決定したことに対する中国の報復措置で(中国旅行の)安全性への懸念から中国に代わる需要が分散した」とし、「さらに昨年から続いたベトナム旅行ブームと円相場の下落などによる影響を受けた」と説明している。

韓国の旅行会社は「今年5月のツアー商品予約が昨年末から異例の急増をみせた」とし、「現在、6カ月も先の秋夕(チュソク。日本の旧盆に当たる)連休(今年は10月初旬)の予約もすでに前年同期より200%以上増えているが、さらに300%まで増加するだろう」と予想している。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「済州島(チェジュド。韓国南部の観光地)に行くより日本や東南アジアに行った方がよい」「率直にって、国内旅行で魅力的な場所はないからね」「国内旅行はぼったくられる」など、国内旅行の魅力のなさを嘆く声が多く寄せられた。

また「不況や就職難のニュースが連日報道されている中、海外旅行者は増えている不思議な状況」「生活費には困窮しているのに、旅行するお金はあるのか?」「海外旅行者が増えたといっても、全人口に比べたらほんのわずかな数だ」「独島(日本名:竹島)問題や慰安婦問題、口を開けば日本の悪口を言いながら、せっせと日本旅行に行くってどういうこと?」など、海外旅行者の増加に加え日本への旅行者が増加していることへの複雑な心境をうかがわせる意見や、「ゴールデンウイークで油断している中、北朝鮮が大きな挑発をしてこないだろうな」「旅行に行っても、大統領選挙ではちゃんと投票しよう」など、冷静な声も寄せられた。(翻訳・編集/三田)

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