<ATM事件><続報>「無期懲役」一転、再審議で懲役5年に―広東省広州市

Record China    2008年4月1日(火) 20時7分

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31日、ATMの故障に乗じて大金を騙し取り窃盗の罪に問われたいわゆる「ATM故障事件」で、高裁に再審議を命じられていた広州市中級人民法院(地裁)は、許霆被告に懲役5年、罰金2万元(約28万円)の判決を言い渡した。

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2008年3月31日、ATMの故障に乗じて大金を騙し取り窃盗の罪に問われたいわゆる「ATM故障事件」で、高裁に再審議を命じられていた広州市中級人民法院(地裁)は、許霆(シュー・ティン)被告に懲役5年、罰金2万元(約28万円)の判決を言い渡した。中国新聞ネットが伝えた。

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事件は06年4月、広州に出稼ぎに来ていた許被告がATMで1000元(約1万4000円)を引き出した際、何らかの故障で引き出し額がたった1元(約14円)としか通帳に記載されていないことを発見。その後171回にわたって計17万5000元(約245万円)を引き出し、「窃盗」罪で起訴されていた。

今年1月には地裁の1審判決で無期懲役と全財産没収が言い渡されたが、広東省高級人民法院(高裁)が「事実関係が不明瞭、証拠も不十分」として差し戻しを指示。世論も「刑が重過ぎる」など被告に同情的な声が圧倒的だった。同被告はこの日、上訴しないことを表明している。(翻訳・編集/NN)

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