韓国最高層タワーのエレベーターがオープン前に早くも故障=ネットに不安広がる「大事故の前兆かも」「これも中国の仕業?」

Record China    2017年3月24日(金) 0時0分

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23日、正式オープンを間近に控えていた韓国最高層ビル「第2ロッテワールドタワー」で、展望台専用エレベーターが故障する事故が起きていたことが分かった。写真は第2ロッテワールドタワー。

2017年3月23日、正式オープンを間近に控えていた韓国最高層ビル「第2ロッテワールドタワー」(123階建て、555メートル)で、展望台専用エレベーターが故障する事故が起きていたことが分かった。

韓国・聯合ニュースによると、19日午後5時15分ごろ、第2ロッテワールドタワーの展望台専用エレベーター「スカイシャトル」が地下1階で25分にわたり停止した。同日、第2ロッテワールドは22日に予定されていた展望台の正式オープンを前に、役員とその家族らを招待するイベントを行っていた。事故当時、エレベーターには39人が乗っており、乗客らは展望台施設管理の職員によって約25分後に無事救助された。ロッテワールドは現在、エレベーターが停止した原因を調査中だ。

スカイシャトルは同一の昇降路に上下2つのかごを設けたダブルデッキエレベーターで、地下1〜2階から117〜123階の展望台まで約1分で到着する。ロッテ―ワールド関係者は「類似の状況が発生しないよう点検の回数を増やし、職員への安全教育を徹底するなど、安全面により万全を期す」と明らかにした。今回の事故により、展望台の正式オープンは来月に延期された。

第2ロッテ―ワールドタワーに先立ち14年10月にオープンしたロッテワールドモールは、映画館内の震動や水族館の漏水などで安全問題が指摘され、5カ月間営業を中断したことがある。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「オープン前なのにすでに故障?」「第2ロッテワールドタワーの半径1キロ以内には絶対に近づかない」「入場料が高い上に安全問題まで…。下の階の安全な場所でショッピングを楽しんだ方がいい」「地下1階で止まってよかった。100階で止まっていたら、乗客は恐怖で心臓が止まっていたかも」「韓国のせっかち文化をどうにかしてほしい」「大事故の前兆?」など、安全面に対する不安の声が寄せられている。

その他、「エレベーターが故障しただけでなぜニュースになる?うちのマンションのエレベーターは雨が降るたび故障するよ」「エレベーターよりも深刻な大気汚染問題を早く解決してほしい。展望台に上がってもどうせ何も見えない」と指摘する声もあった。

また、「これも中国の仕業では?」「どうせロッテは滅びる。今のうちに韓国からも追い出そう」など、在韓米軍へのTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備に反対する中国で最近、韓国ロッテの商品販売を中止する動きが拡大していることに関するコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本

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