パワハラ禁止?国務院が腐敗防止に新規則、「権威を振りかざないよう」求める―中国

Record China    2008年3月27日(木) 11時28分

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25日、中国国務院は近く新生国務院の職務規定を公布する。国務院幹部による地方や下層組織への祝辞・祝電の禁止や接待の簡素化などが定められている。資料図。

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2008年3月25日、中国政府のウェブサイトによると、中国国務院は近日中に「国務院工作規則」と題した新生国務院の職務規定を公布する。「規則」によると、国務院の幹部に対して、地方や下層組織への祝辞・祝電の禁止や接待の簡素化などが定められている。権威を振りかざすことを禁じ、腐敗を防ぐのが目的と見られる。中国新聞網が伝えた。

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「規則」によると、国務院の幹部が祝電・祝辞を送ることは禁止され、特殊な事情で送らざるを得ない場合でも一般に公開しない。さらに会議への出席や地方への調査に出かける場合の新聞報道などは規定に基づいて執り行わなければならない。

さらに、国務院幹部が地方出張は同行者を減らし、接待を簡潔化しなければならない。また、地方の責任者が空港や駅、埠頭や所轄区域の境界に迎えに出ることも禁止される。総じて国務院メンバーが権威を振りかざすことを禁止する内容だ。

その他、国務院を構成する人員は、紀律を厳守し、命令や禁止事項には必ず従うよう強調されており、国務院の決定に従って職務を行うことが求められる。言論や文章に対しても、国務院の審査及び許可を経ていないものは外部に発表することは許されないという。(翻訳・編集/小坂)

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