<チベット暴動>ラサ在住外国人が目撃した暴動―中国

Record China    2008年3月24日(月) 6時14分

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2008年3月22日、チベット暴動から1週間経過し、街は以前と変わらぬ平穏さを取り戻しつつある。「中国新聞社」は、ラサ在住の外国人を取材し、事件を目撃した生の声を聞いた。写真はラサ市にあるポタラ宮。

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2008年3月22日、チベット暴動から1週間経過し、街は以前と変わらぬ平穏さを取り戻しつつある。「中国新聞社」は、ラサ在住の外国人を取材し、事件を目撃した生の声を聞いた。

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▼「ホテルに暴徒が乱入してきた」

「今も思い出すと体が震える」と語るのはラサ在住の米国人トニー氏。チベット貧困扶助基金会のスタッフで、事件発生時は一家揃って市内にいた。急いで妻子を連れてホテルに戻ると、ホテルの従業員が正面玄関を封鎖したが、夕方5時から7時頃まで、外から怒号と門を叩く音が聞こえていた。その後、暴徒が門を壊して敷地5メートル内まで侵入、従業員の一人を連れ出そうとしたため、全員でそれを阻止した。

▼「ホテルに戻れたのは暗くなってから」

トニー氏の同僚は事件発生時、市内中心部の八廓街(バルコル)で食事中だった。氏は、ホテルに逃げ帰る途中、現地の同僚にばったり遭遇。おかげで安全な所に身を隠すことができたが、ホテルに戻れたのは暗くなってからだった。

▼「暴徒が店内に」

チベット在住3年のスペイン人夫婦は、多くの商店が焼かれ、携帯電話会社や銀行が攻撃されるのを目撃。「壊されたドアから店内にいる暴徒がみえた」と語った。

事件発生から1週間、平穏な日常を取り戻しつつあるラサ市内。在住外国人も、それぞれ仕事を再開している。(翻訳・編集/下妻)

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