2008年3月18日、第11期全国人民代表大会はこの日午前に無事閉幕。国内外の記者を招き人民大会堂で引き続き行われた記者会見では、温家宝首相が自らの政治指針を表明した。「新華社」が伝えた。

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温家宝首相は、一国の指導者として現状を把握し未来を考え、しっかりと前を見据えていくことが必要だと語った。さらに首相は、中国経済は安定しながら比較的速い発展を遂げているが、最大の困難として物価の急激な上昇と通貨膨張をあげ、これらの解決を目指すと話している。

また、社会の公平と正義を広めていくと話し、国民の生活を改善するのは政府の天職であり、社会の公平正義は政府の良心だと強調した。温首相は今後、国家の発展のため、社会の公平正義のため、人々の暮らしをより良いものにして、子供たちが良く学び、我々民族が世界から尊厳を得るために、自分の心血と精神をすべてささげると力強く語った。（翻訳・編集/本郷）