<チベット暴動>「独立求めず平和的に対話」はウソだった、ダライ集団を非難―中国首相

Record China    2008年3月18日(火) 16時9分

拡大

18日、中国の温家宝首相は記者会見で「チベット暴動」について、「ダライ集団が長い間策略して扇動した事件。『独立を求めず、平和的に対話』という標榜はウソだった」と述べた。写真は巡礼をするチベット族の人々。

(1 / 10 枚)

2008年3月18日、中国の温家宝首相は北京で開かれた全国人民代表大会(全人代)の記者会見で、チベット自治区ラサで発生した大規模な暴動について、「ダライ集団が長い間念入りに策略して扇動した事件。これで『独立を求めず、平和的に対話する』という標榜はウソだということが明るみになった」と述べた。新華社が伝えた。

その他の写真

温首相は「チベット暴動」に関する米国記者の質問に対し、「この事件は、ダライ集団が長い間念入りに策略して扇動した事件であるという十分な証拠はそろっている。これで『独立を求めず、平和的に対話する』という標榜はウソだということが明るみになった。偽善のウソは鉄の事実を覆えない」と痛烈に批判した。

そして、「現地政府や関連部門が憲法や法律にのっとり、非常に自制した態度で事件を鎮め、チベット人民の利益を守った」と成果を強調。

最後に、「チベットが平和解放されてからこれまで、民主改革が実行され、チベットは発展した。一部で『中国政府はチベット文化を滅ぼす』と言われているが、それは完全なでたらめだ。中国政府はチベットの安定と社会秩序を守る力を持つ。これからもチベットの経済発展を支援していく」と延べ、「この立場はこれからもずっと揺るがない」と強調した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携