オリンピックで就職活動も前倒し、今年は売り手市場―北京市

Record China    2008年3月11日(火) 19時38分

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9日、京華時報によると、今年はオリンピックが開催されるため、卒業する学生の就職活動も例年より前倒しされている。今年は売り手市場、就職を希望する学生平均一人当たり6件のオファーがあるという。写真は08年2月、北京で行われた大型就職説明会。

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2008年3月9日、京華時報によると、今年はオリンピックが開催されるため、卒業する学生の就職活動も例年より前倒しされている。北京市教育委員会の規定では、通常7月に発行される派遣証(卒業校から就職先に送られる書類)が今年は6月の中旬に発行されるという。

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清華大学の「2008年卒業生就職ガイダンス」が8、9日の2日間に渡り行われ、全国各地から300を超える企業が参加した。その中には中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国石油化工(シノペック)などの大型国有企業や、東北大学、中国石油大学などの重点大学、中国科学院などの重点研究機関も。第一段階の統計では、これらの参加企業の求人数は4000を超える。今回のガイダンスは今年度清華大学で開かれた就職説明会の中で最も規模が大きく、清華大や周辺の大学から延べ8000人が参加した。

今年はオリンピックが開かれるので、卒業生の就職活動は例年より早め。北京市人事局の規定によれば、北京の企業は4月末には卒業後も北京に残る人数を申告しなければならず、これはいつもより2か月近く早い。市教育委の規定では例年7月初めに発行する派遣証を、今年は6月中旬に発行するという。

清華大学就職指導センターの主任は、就職活動が前倒しになっているので、就職説明会の開催は例年より早く、回数も多いと語る。今年清華大が行う就職説明会は例年比25%増で、卒業までに400回に達する見込みだという。

清華大のデータによると、今年同大を卒業する学生は7000人で、研究を続ける学生を除く約3800人が就職活動を行う。うち1000人が学部卒業生で2800人が大学院卒業生だという。就職指導センターの主任は今年は売り手市場で、現在就職活動をしている学生のうち、既に4割近くが契約書にサインをしたという。今のところ、就職を希望する学生一人当たり平均6件以上のオファーがあるという。(翻訳・編集/YY)

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