Record China 2008年3月11日(火) 9時8分
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9日、四川省成都気象センターと西南地区の気象部門による研究計画が進んでいる。この計画は今年中国西南地区を襲った大雪災害の原因と過程を分析し、気象災害に評価を与えるというもの。写真は1月下旬の安徽省。
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2008年3月9日、新華網の報道によると、四川省成都気象センターと西南地区気象研究業務機構による研究計画が進んでいる。この計画は今年中国西南地区を襲った大雪災害の原因と過程を分析し、気象業務に関わる問題について科学的な研究を進め、気象災害に評価を与えるというもの。
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今年、中国南部で発生した歴史的な大雪災害の原因はなんだろう?西南地区、特に青蔵高原が今回の災害の過程にどれだけ影響を及ぼしたのか?どのような異常現象が今後の気象災害の予想に役立つのか?
現在、チベット自治区、四川省、重慶市、雲南省、貴州省などの5つの地域の気象科学研究業務部門は前段階の準備を終えており、近いうちに先のテーマについてより突っ込んだ計画と研究を行うために会議を開く。
四川省の成都高原気象研究所の研究者は、西南地区は中国の気候変化の発生源にあたるので、災害をもたらすような気候変化に大きな影響を持っていると話す。特に青蔵高原は気候変化が激しいキーポイントで、異なる緯度における大気の循環と系統的な相互作用を調整しコントロールしている。西南地区、とりわけ青蔵高原の大気の変化が今回の大雪災害に与えた影響を分析することは、非常に重要だという。
また、チベット自治区気象局科学研究所楊秀海(ヤン・シウハイ)所長の話によると、チベットの気象部門も共同でチベット地区のプロジェクトプランのリポートを近頃完成させ、事前準備を終えた。楊所長は、青蔵高原は中国と東南アジアの水源であり、アジアと北半球の大気系統のコントローラーであるという。この地区は南極や北極のように地球の変化に最も敏感な地域の一つであり、地球全体やそれぞれの地域の気候変化に重要な役目を果たす。青蔵高原が今回の大雪災害に与えた影響を研究する意義は非常に大きいそうだ。(翻訳・編集/YY)
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