Record China 2008年3月10日(月) 14時9分
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10日付北京晨報によると、国家統計局の11日の2008年2月CPI(消費者物価指数)統計発表を前に、政府関係者や専門家が軒並み「高い伸びとなることは確実」との見方を示した。写真は長春市のスーパー。
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2008年3月10日、10日付北京晨報によると、国家統計局の11日の2008年2月CPI(消費者物価指数)統計発表を前に、政府関係者や専門家が軒並み「高い伸びとなることは確実」との見方を示した。
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同局の謝伏瞻局長は8日、中国中・南部を襲った大雪の影響で、2月のCPIの対前年同月上昇率は1月の7.1%を上回り、11年ぶりの高水準を再び更新する可能性があるとの見方を示した。国家発展改革委員会の卒井泉副主任もまた「1月の伸びを上回る」と同様の見方。ただ「(伸び率が)2ケタに達することはない」としている。
北京大学・中国経済研究センターの宋国青教授は9日、2月の伸び率は8.1%と予想した。同氏の予想は07年各月に軒並み的中したため、注目度は高い。
青教授によると、中国の現在の物価上昇は、06年下半期以降の貨幣供給量(マネーサプライ)の急増と密接に関係している。カネが余れば、コストが高くなり、物価が上昇するといった負の連鎖だ。
ゴールドマン・サックス証券は先ごろ、中国政府は、北京で開会中の第11期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)と全国政治協商会議が閉幕後に、追加的なマクロ調整策に乗り出す公算が大きく、銀行の貸出・預金基準金利の引き上げを実施する可能性が高いとのレポートを発表した。(翻訳・編集/HI)
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