Record China 2008年3月9日(日) 13時41分
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9日、タン・ウェイの出演CMが放送禁止措置を受けた騒動で、映画「ラスト、コーション」のアン・リー監督が公式声明を発表した。
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2008年3月9日、映画「ラスト、コーション」でヒロインを演じたタン・ウェイ(湯唯)の出演CMが、国家広播電影電視総局(広電総局)から放送を禁止された騒動で、アン・リー(李安)監督が「彼女を全力で支持する」と公式声明を発表し、擁護の構えを見せた。聯合報が伝えた。
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リー監督が発表した声明は、中国語と英語の2種類。「職責所在的声明」とされた声明では、「今回の決定が及ぼしたタン・ウェイへの被害を遺憾に思う」、「困難な状況のもと、我々は全力で彼女を支持する」とし、「ラスト、コーション」での演技を「非常に素晴らしいものだった」と改めて賞賛している。
今回の騒動は、海外メディアからの注目も大きく、8日付の米エンタメ情報紙「The Hollywood Reporter」では、リー監督の声明を前文掲載するとともに、リー監督の声明を全文掲載するとともに、タン・ウェイのCM出演ギャラについて、「84万3000ドル(約8700万円)相当」と伝えている。
北京紙「新京報」によると、広電総局の張海濤副局長は8日、共産党全国政協会議に出席した際、記者の質問に答え、「事態への対応で、個人への対応ではない」と「個人攻撃」を否定したという。北京、上海の大手テレビ局では、「(CM放送禁止について)口頭での通達のみ受け取った」としており、広電総局からの公式な事情説明は、一切行われていない。(翻訳・編集/Mathilda)
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