Record China 2017年2月14日(火) 11時30分
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14日のバレンタインデーには、飲食店や映画館がカップルであふれたものだが、韓国では最近、この風景が変化しつつあるという。写真はソウル中心部・南山にあるNソウルタワー。
2月14日のバレンタインデーは、韓国でも日本同様に女性が男性にチョコレートやプレゼントを贈る習慣が広まっている。店頭にはチョコレートがずらりと並び、SNSやブログには「お薦めのプレゼント」や「手作りチョコレート」などの情報が多数掲載されている。この季節になると多くの飲食店や映画館がカップルであふれたものだが、韓国メディア・マネートゥデイは、韓国のバレンタインデーの風景が最近変化しつつあると伝えた。単身世帯の増加に伴って「一人の消費文化」が急速に拡散し、バレンタインデーのような特別な日にも一人で時間を過ごす人が増えているという。
飲食店の中には、お一人さまのために4人席を半分に仕切って運営したり、一人席のテーブルを取り入れたりするところが増加、映画館や劇場でも別途一人客向けのイベントや座席を設けている。ホテルや旅行会社もお一人さまプランを打ち出しており、一人カラオケが楽しめるコインカラオケも手頃な価格設定で利用が伸びている。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「自分にチョコを買ってあげたらいいの?」「一人バレンタインデーって(笑)なんでも『一人』を付ければいいってもんじゃない」「最近おひとりさまの記事が多いけど、もはやマスコミがわざと『一人は寂しい』とみんなに催眠をかけてるとしか思えない。余計に寂しくなる」と昨今のお一人さまブームに意見するコメントや、「一人で映画を見たり旅行に行ったりすることは全然おかしくない。それを変な目で見る方が問題」「人生は結局一人になるもの」「『一人』は特別だと思わない。一番自然で気楽だから一人で行動するだけ」と自然な現象として捉えるコメントが多く寄せられている。
一方で「友達に会ってもみんなスマホを手放せないでいるけどね」「『お一人さま』は日本では何でもない。10〜20年後の韓国もそうなるだろう」などの少数意見も寄せられた。(翻訳・編集/松村)
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