Record China 2008年3月4日(火) 5時39分
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3月2日、台湾の出生率は1.1、世界で最も低い。出生率の低下は産婦人科の経営にも影響し、出産を受け入れない病院や美容手術を行う病院も増えている。写真は安徽省の病院。
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2008年3月2日、中国台湾網。近年、台湾では少子化傾向が強いが、はたしてどれほど深刻なのだろうか?台湾羅東聖母医院の呂鴻基(リュー・ホンジー)院長によると、昨年の台湾の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生む子どもの数を表す)は1.1で、これは世界で最も低く、産婦人科の経営にまで影響しており、出産を受け入れない医師もいるとのこと。
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台湾聨合報の報道によると、呂院長は昨日「健康保険氷河期における小児医療と保険の苦境」と題するシンポジウムで次のように話した。台湾における出生数は1963年に42万人余りでピークに達したが、1998年から減少を始め30万人を下回り、昨年はついに20万人に届かなかた。
呂院長は少子化の原因が高学歴の女性の晩婚化、バースコントロールの普及、子育てにかかる資金の増大、ストレスの増加、中絶の氾濫にあると分析している。特に中絶に関しては、台湾では人工中絶が一年間でおよそ30万件に上り、新生児人口を上回っている。
ある医師の話によると、台北だけで約半数の開業医が出産を受け入れておらず、婦人科のみの看板を出すか、美容手術も行っているそうだ。(翻訳・編集/YY)
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