<博物館>公立が続々無料化、北京初の無料開放は「軍事博物館」―中国

Record China    2008年3月4日(火) 9時18分

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1日、中国の国立軍事博物館が北京市内の国立博物館としては初めての無料開放を開始した。中央宣伝部および国家文物局の方針によって、国内各地の博物館や記念館などが2年以内に続々と無料開放を実施することになっている。

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2008年3月1日、国立軍事博物館が北京市内の国立博物館としては初めての無料開放を開始した。身分証を提示するだけで入場券と引き換えができ、館内のほとんどの展示品を参観することができる。

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無料開放の第1日めとなった同日は、開館時間前から入場を待つ来場者が50mの列をつくり、閉館までに1万2555人の入場を記録した。これは前週までの1日の平均入場者数の9倍に当たる数字。今後、入場者数が多すぎる場合には、時間を区切って入場制限も行うことになるという。軍事博物館より先に無料開放を実施した地方の博物館では、入場者数の増加に伴って、展示品が損壊するなどの被害も出たため、この日は警備員が100人体制で館内をパトロールした。

中国共産党中央宣伝部、財政部、文化部、国家文物局が合同で「全国博物館、記念館の無料開放に関する通知」を公布したことにより、この軍事博物館以外にも、国内各地の博物館や記念館などが2年以内に続々と無料開放を実施することになっている。(翻訳・編集/愛玉)

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