Record China 2018年9月27日(木) 11時40分
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27日、韓国・マネートゥデイによると、文在寅大統領が韓国の大統領として初めて、国連の演説で「日本軍慰安婦」に直接的に言及した。写真はニューヨークの国連本部。
2018年9月27日、韓国・マネートゥデイによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が韓国の大統領として初めて、国連の演説で「日本軍慰安婦」に直接的に言及した。
文大統領は26日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で行われた国連総会で演説を行い、「韓国は日本軍の慰安婦被害を直接経験した」とし、「国際社会の女性、平和、安保の議論に直接参加し、紛争地域の性暴力を撤廃するため国際社会と共に努力していく」と述べた。
国連総会の演説で韓国の大統領が初めて「慰安婦問題」に言及したのは2014年9月。ただ当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領は「戦時中の女性に対する性暴力は人権と人道に反する行為」と間接的に述べ、「日本軍慰安婦」と明確に述べなかった。
文大統領は「実質的な男女平等の実現」「世界人権宣言70周年」について説明する中で日本軍慰安婦に言及。女性に対するあらゆる差別と暴力に断固として対応するという趣旨だったという。記事は、文大統領の意図について「日本軍慰安婦問題において被害者女性の立場が重要という基本原則を強調するためとみられる」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「感動した」「さすが文大統領。韓国国民の気持ちを代弁してくれる」「まさに神の一手!過去を否定する日本はどんどん肩身が狭くなる」など、文大統領への称賛の声が上がっている。また「安倍首相と先進国の日本国民が、普遍的な価値と良心で応えてくれることを願う」と訴える声も。
朴前大統領と比較する声も多く、「朴前大統領は意味を理解せず発言していた。だから日韓慰安婦合意を結べたんだ」「前の大統領とは違い、文大統領の発言には心が込められている」などが見られた。(翻訳・編集/堂本)
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