旧正月の中国映画興行収入が再び新記録、2日間で215億円―中国紙

人民網日本語版    2017年2月1日(水) 16時20分

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2017年の春節(旧正月、今年は1月28日)が過ぎた。29日の段階で中国国内の映画興行収入がすでに13億元(約215億円)を達した。

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2017年の春節(旧正月、今年は1月28日)が過ぎた。29日の段階で中国国内の映画興行収入がすでに13億元(約215億円)を達した。元日にあたる28日は一日で8億200万元(約133億円)に達し、前年の6億4000万元を上回り、単日の興行収入の記録を更新した。なかでも人気の作品は「西遊・伏妖篇」、「大閙天竺」、「カンフーヨガ」の3作で、それぞれ初日の興行収入が1億元を超えたという。広州日報が伝えた。

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周星馳(チャウ・シンチー)が制作・脚本を担当し、徐克ツイ・ハーク)が監督を務めた「西遊・伏妖篇」は、興行収入5億元で現在1位。春節前の前売りの段階で驚異的な成績を上げ、28日の午前0時の封切りまでに、前売り券の売上高は1億7600万元に達し、中国映画史上で最も前売り券が売れた映画になった。業界関係者は、「(この映画は)チャウ・シンチー監督のコメディ要素にツイ・ハーク監督の得意分野の特撮が加わった『2枚看板』の作品で、さらに呉亦凡クリス・ウー)や林更新(ケニー・リン)などの人気俳優が出演していることもあって、徐々に人気が沸騰しており、2017年の興行収入20億元突破作品の第1号になることが予想される」と話す。

王宝強(ワン・バオチャン)が初めてメガホンを取った「大閙天竺」は、「西遊・伏妖篇」と同じく根強い人気のある西遊記に基づいたもので、初日の興行収入は1億8600万元、29日までの累計は2億9000万元に達した。初監督作品ということで、王監督は独自のキャンペーン方法を採用し、中小線都市での宣伝に特に力を入れ、目下その効果が現れている。映画情報サイト猫目電影がまとめたデータによると、28日の興行収入の半分近くは中小都市の観客によるものだという。

ジャッキー・チェン(成龍)主演、唐季礼(スタンリー・トン)監督の「カンフーヨガ」は興行収入で逆襲をみせる。初日は1億3700万元で3位だったが、映画を見た人の口コミやファミリー向け映画は幅広く人気があることなどから、2日目には「大閙天竺」を抜いて2位に躍り出た。見た人からは「笑った、楽しかった」といった感想が多く寄せられている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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