<受験料>半分は使途不明に?8割の大学が「領収証出さない」―山東省

Record China    2008年3月1日(土) 13時46分

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29日、山東省では芸術系の大学入試センター試験を翌日に控え、受験料の使途不明問題が浮上している。80%以上の大学では受験料に対する領収証がきちんと発行されておらず、保護者の間からは疑問の声が挙がっている。資料写真。

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2008年2月29日、山東省では芸術系の大学入試センター試験を翌日に控え、受験料の使途不明問題が浮上している。80%以上の大学では受験料に対する領収証がきちんと発行されておらず、保護者の間からは疑問の声が挙がっている。地元紙「青島新聞」(電子版)が伝えた。

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大学によって多少の差があるものの、受験料はおよそ100元(約1500円)〜200元(約3000円)。山東省全体の08年度受験生は16万1000人で、総額は約1億2000万元(約18億円)にも上る。ところが多くは領収証を発行しないため、税務調査が難しい状況だという。

「青島新聞」の取材に対し、大学側の言い分は、「試験問題の作成、会場の貸し切り代、学生の募集活動」などに遣われているというが、「試験全体のコスト」や「毎年いくら余るのか?」について説明できる大学はなかった。だが、ある試験担当者は「試験のコストなんて、実は受験料総額の半分くらい。残りの半分は何に遣っているのかわからない」と語っている。(翻訳・編集/NN)

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