Record China 2018年11月13日(火) 21時20分
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冬が近づき、韓国では再びスモッグが問題になりつつある。あるテレビ局が「原因は中国ではない」と伝えたところ、批判が集まっているという。写真は冬のソウル。
2018年11月12日、米華字メディア・多維新聞によると、韓国では気温が下がるにつれて今年も大気汚染やスモッグに関するニュースや警戒情報が増えている。
そうした中、韓国のケーブルテレビ局・tvNがスモッグを扱うドキュメンタリー番組を放送した。インタビューを受けた人の多くが「スモッグの発生源は中国だ」「中国で多数の工場が韓国に近い山東省に移転したことが影響している」と回答したという。
番組はそうした見方に疑問を呈し、実際に工場が集まるとされる山東省の沿海部を取材。その結果、中国はスモッグの発生源ではないことが明らかになったと指摘した。
一方で、韓国は石炭による火力発電が世界最大規模にあり、自動車も増えているとし、スモッグの主な発生源は韓国国内にあると結論づけ、現実に目を向け、誤った情報に惑わされないようにする必要があると人々に訴えかけた。
番組は韓国で少なからぬ反響を呼んだが、ネット上では「中国を一方的に擁護している」といった批判コメントが多数書き込まれていると記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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