人民網日本語版 2017年1月11日(水) 22時20分
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中国財政部の肖捷部長はこのほどアジア開発銀行の中尾武彦総裁と会談し、2017年の双方の密接な協力について話し合いを行った。これは肖部長にとって、16年11月の就任以来初の多国籍金融機関のトップとの会談だ。資料写真。
中国財政部の肖捷部長はこのほどアジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁と会談し、2017年の双方の密接な協力について話し合いを行った。これは肖部長にとって、16年11月の就任以来初の多国籍金融機関のトップとの会談だ。央視網が伝えた。
双方は中国のADBへの5000万ドルの再出資について了解覚書に調印した。再出資のねらいは、ADBが「中華人民共和国貧困削減・地域協力基金」の枠内で有償勘定技術支援の提供を拡大することにある。中尾総裁は「新しい年に中国政府と緊密な協力を維持していきたい」と述べ、肖部長は、「ADBは中国で30年間の業務経験があり、中国の発展プロセスにおいて信頼できる協力パートナーだ。双方の協力が新たな段階に突入することを期待する」と応じた。
ADBは中国が加盟した86年から16年までの間に、360億ドルの対中融資を行い、これには公的部門向けの融資330億ドルと民間部門向けの融資30億ドルが含まれる。ADBはこれまでずっと知識面で中国を支援し、86年以降に批准した対中有償勘定技術支援は累計4億3200万ドルに達する。
66年に発足したADBは16年にアジア太平洋地域発展パートナー関係樹立50周年を迎えた。現在の加盟国は67カ国で、このうちアジア太平洋地域が48カ国に上る。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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