「西気東輸」第2ラインが正式着工、天然ガス利用促進で環境保護効果も期待―中国

Record China    2008年2月24日(日) 8時49分

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2008年2月22日、「西気東輸」計画の第2ライン建設が正式着工。2011年に全面運用の見通しとなっている。写真は「西気東輸」パイプラインの上海基地。

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2008年2月22日、「西気東輸」計画の第2ライン建設が正式に着工した。2011年に全面運用の見通しとなっている。中国中央電視台(CCTV)が伝えた。

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「西気東輸」計画とは天然ガス資源の豊富な西部地区から経済先進地域の東部沿海地域へとパイプラインを引くもの。「南水北調」(江南の水を華北に供給)、「青海チベット鉄道」、「西電東送」(西部から東部への送電計画)と並ぶビッグプロジェクトに位置づけられてきた。

すでに第1パイプラインは完成しているが、今回新たに第2ラインが建設されることになる。幹線1本と支線8本から構成され14省を経由するもので、全長は9102km、総工費は1422億元(約2兆1300億円)が予定されている。

完成後には年300億立方メートルの天然ガスを輸送する能力があり、石炭使用量5000万tの削減につながるという。環境負荷が高い石炭から天然ガスへの移行が進むことで温室効果ガス削減効果が期待される。(翻訳・編集/KT)

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