採鉱場で爆発事故、残り9人の遺体回収=責任者は逃走中―河北省

Record China    2008年2月21日(木) 15時55分

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17日に河北省武安市の無認可採鉱場で発生した爆発事故で、20日現在、坑内に残されていた遺体がすべて回収された。容疑者である責任者らは依然逃走を続けている。

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2008年2月20日、新華網。2月17日、河北省武安市の無認可鉄鋼資源採掘場において発生した事故で、9人の遺体すべてが回収され、救助活動が完了した。

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無認可採掘場はあるイノシシ飼育場を隠れみのに設けられており、坑道の深さは約300m。爆発したのは深さ240mの場所だったことが、救助チームにより明らかとなった。坑道には現在もさらに10tもの爆薬が埋まっており、専門家による除去作業が待たれている。採掘場の持ち主、イノシシ飼育場の持ち主ら責任者5人は依然として逃走を続けている。

調査によれば、事故発生当時、坑内には55人がおり、生き残ったのは31人。死亡者は24人で、15人の遺体は事故当日病院へ送られた。残り9人の遺体は爆発しなかった爆薬付近に埋まっており、坑道内の温度が高く、二次災害を防ぐため遺体の引き上げに時間がかかった。

武安市公安局によれば、死者24人の身元はすでに判明しており、事故の調査も徐々に進展しているという。逃走中の容疑者の行方は、公安当局により現在も捜索が続けられている。(翻訳・編集/岡田)

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