韓国で進む3Dプリンティング技術開発、米国への輸出始まる=「科学技術大国の仲間入りも十分可能」「他国の技術を買ってきたのでは?」―韓国ネット

Record China    2016年12月27日(火) 5時30分

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24日、韓国・世界日報によると、韓国政府が「3Dプリンティング業界振興法」に従い関連事業全般を網羅する基本計画を策定する予定だ。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

2016年12月24日、韓国・世界日報によると、韓国政府が「3Dプリンティング業界振興法」に従い関連事業全般を網羅する基本計画を策定する予定だ。

韓国未来創造科学部などによると、「3Dプリンティング業界振興法」には3Dプリンティング技術を活用した需要の創出と高付加価値分野融合型の技術開発など、総合的な3Dプリンティング発展の方策が含まれる見通しだ。韓国国内3Dプリンターの市場規模は14年の590億ウォン(約57億7000万円)から16年には1160億ウォン(約113億4500億円)に増加した。韓国電子部品研究院によると、過去2年間の3Dプリンティング分野の最大の収穫はコア企業の誕生だ。3Dプリンティング専門企業のインステックは昨年からF15−K戦闘機のエンジン部品供給を開始し、HEBSIBAは歯科用インプラント製作のためのデンタル3Dプリンターを開発し米国に輸出した。またMedysseyは国内初の患者オーダーメード型の頭蓋骨と脊椎を制作し、韓国生産技術研究院江原本部は患者オーダーメード型純チタン素材の頭蓋骨を開発することに成功した。一方、世界日報は「3Dプリンター活用の核心となる材料に関しては、米国など先進国からの輸入に依存している。3Dプリンティングのコア材料に関連した源泉技術の開発も同時に進めなければならない」と指摘している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「人知れず技術開発に投資していたんだな」

「無駄な分野への投資を止めて、3Dプリンターのような可能性のある分野に集中投資すれば、韓国が科学技術大国・経済大国の仲間入りをすることも十分に可能だ」

「中国企業にこの技術を横取りされないような法整備が必要だと思う」

「どうせ他国の技術を買ってきたんだろう」

「3Dプリンターもそうだが、韓国は難しい道を避け、他人が開発した源泉技術を安易に使って、部品を組み立て、他国に輸出して利益を得るような構造になっている。だから源泉技術が生まれないんだ」

サムスンだけ見ても重要な源泉技術は米国や日本に依存しているしな」

「韓国が源泉技術を作り出したことが今までにあったか?」

「韓国の技術と言うには、ちょっと無理があるような気がする」

「技術的に遅れていることは真摯に認めねばならないと思う」(翻訳・編集/三田)

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