「もう二度と…」毎日大量飲酒の中年男性が重症、20年で3.6t飲む―浙江省杭州市

Record China    2008年2月22日(金) 18時42分

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19日、毎日1瓶の蒸留酒を飲む男性が重度の肝硬変になり、旧正月早々から生死の境をさまようことになった。男性は20年間で3.6tを飲んだ計算。資料写真。

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2008年2月19日、年末年始や祭日のたびに酒を飲む席が設けられるのが常だが、何の節制もなしに酒を飲み続けていると大変な事態を引き起こしてしまうかもしれない。銭江晩報によれば18日午後、杭州に住む李(リー)さんが旧正月の間、酒を飲み過ぎて肝硬変と腹水、アルコール中毒性による脳性マヒになり、救急治療室で9日間にわたり生死の境をさまよった。浙江在線が伝えた。

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李さんは年齢45歳で飲酒歴は20年あまり。そうとうな飲んべえで、仕事上のつきあいでも酒を飲むことが多く、毎日1瓶ほどの蒸留酒を飲んでおり、この20年で3.6t以上飲んだ計算になる。2007年9月、健康診断で肝機能に問題が見つかっていたが、そのまま酒を飲み続けていた。

旧正月が迫ると酒量は増え、旧正月を迎えるといっそう増えた。新年二日目、家で休んでいると気分が悪くなり、腹部が膨れ始め、脚も腫れてきた。翌日、病院へ行ったところ即時入院を勧められたが、新年早々ということもあり一旦帰宅した。新年四日目の朝、李さんはトイレで全身を痙攣させ意識不明に。とのとき後頭部にはこぶし大の血腫ができていた。倒れているのを発見した家族が救急車を呼び、病院へ搬送された。

搬送先の肝障害専門医によれば、年末年始はアルコール性の肝硬変患者が増えるが、これほどの重症は見たことがないという。ようやく一般病棟に移った李さんは「もう二度と酒は飲まない」と言うが、これまでの飲酒が原因で手足のふるえが止まらなくなってしまった。(翻訳・編集/岡田)

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