中英首相が電話会談、ダルフール・北京五輪ボイコット問題を協議―中国

Record China    2008年2月20日(水) 13時40分

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19日、中国の温家宝首相はイギリスのブラウン首相と電話で会談。ダルフール問題について、ブラウン首相は中国の対応を評価するとともに、北京五輪ボイコットの動きに反対の姿勢をとることを明言した。写真は08年1月、上海訪問時のブラウン首相。

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2008年2月19日、中国外交部のウェブサイトの情報によると、温家宝国務院総理はイギリスのブラウン首相と電話で会談した。ブラウン首相は中国のダルフール問題への適切な対応を評価し、北京五輪ボイコットの動きに反対する姿勢を明らかにした。中国新聞網が伝えた。

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中英双方は両国の関係が良い方向に向かっていることを評価し、今後も努力を重ね、経済・環境保護・文化・オリンピックなど各方面で協力関係を深め、さらなる関係の進展をめざすという共通認識にいたった。

スーダンのダルフール問題に対して温総理は、「早期の和平実現を望む」とし、今後もスーダン政府、アフリカ連盟、国際連合に継続的に働きかけると述べた。また、「アフリカ以外の国家として、中国は最も早く平和維持軍を送った国であり、最も早くダルフールの援助を行い、最も多くの援助を提供する」と強調した。中国は近々、スーダン政府への特使を再度派遣するという。また、イギリスとも協力しながらダルフール問題解決へ一層の努力をしていきたいと述べた。

ブラウン首相はダルフール問題での中国の対応を積極的に評価するとともに、イギリスは北京五輪をボイコットするという動きに反対し、「今世紀最高のオリンピックとなることを期待する」と明言した。(翻訳・編集/小坂)

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