人民網日本語版 2016年12月8日(木) 6時10分
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空軍司令員の馬暁天氏が、中国が次世代長距離爆撃機を開発中と公表し、うわさされていた「轟20」の存在が裏付けられた。資料写真。
科技日報によると、空軍司令員の馬暁天氏が、中国が次世代長距離爆撃機を開発中と公表し、うわさされていた「轟20」の存在が裏付けられた。この「重要兵器」は、各界から注目を浴びている。軍事専門家の尹卓氏は、轟20の登場の時期について「中国の戦略爆撃機の開発は時宜に適っている。豊富な技術の蓄積により、開発期間は短縮されるだろう」と予想している。人民網が伝えた。
科技日報は4日「轟20の秘密に直撃:中国製戦略爆撃機の性能に関する推測」と題する記事の中で「馬氏は9月、航空開放イベントで、中国が次世代長距離爆撃機を開発中と明かした。これでうわさされていた轟20の存在が裏付けられた。特に中国中央テレビが放送した映像を見ると、轟20と思わしきCG画像が登場し、軍事愛好家の間で話題になった」と伝えている。
尹氏は中国次世代戦略爆撃機の登場時期について「我慢強く待って欲しい。中国はこれほど大型かつ長距離の戦略爆撃機を開発したことがない。現役の轟6は中型爆撃機で、戦略爆撃機ではない。戦略爆撃機の保有は、空軍が戦略的軍種である証となる」と述べた。
また、尹氏は「中国が開発する戦略爆撃機は米軍のB−2に匹敵し、ステルス性能を持つはずだ。次世代戦略爆撃機の開発期間は長く、10年以上が一般的だ。中国は戦略爆撃機開発の有利な条件を整えており、殲20、殲31ステルス戦闘機の開発経験を有するため、材料や設計の面にそれほど大きな問題はない。また、中国は運20やC−919などの大型機も開発しており、関連する技術の蓄積は戦略爆撃機の開発に役立てられる」としている。
尹氏は「国産戦略爆撃機は今後、巡航ミサイルや核兵器などの武器装備を搭載する。中国はすでに、これを持つ。そのため現在の戦略爆撃機の開発は時宜に適っており、豊富な技術の蓄積により、開発期間を短縮できるはずだ」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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