韓国大統領選の有力候補・潘基文国連総長、朴槿恵陣営やセヌリ党と距離置く戦略か―中国メディア

Record China    2016年12月2日(金) 14時0分

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1日、国連の潘基文事務総長の任期が年末で終了するが、早ければ1月22日にも韓国へ帰国するとみられている。写真は韓国大統領府。

2016年12月1日、新華社によると、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は2016年末で任期が終了するが、「早ければ1月22日にも韓国へ帰国する」との消息筋の話を韓国メディアが伝えた。その際、国民に向けて演説を行うとみられている。

任期終了後、2〜3週間は引き継ぎなどを行うことになり、遅くとも1月25日には帰国すると予想されている。演説は主に国連事務総長としての在任中の話題が中心になるとみられるが、国内の政局に関しても自身の意見を発表する可能性がある。

潘氏は韓国国内の情勢について意見を明かすことはめったにないが、韓国・聯合ニュースは潘氏の身近な人物の話として、潘氏が朴槿恵(パク・クネ)大統領友人の国政介入問題を受け、韓国の政局に懸念を示し、「この状況が早急に解決されることを望む」と話したことを伝えている。

韓国では2017年に大統領選挙が行われる。潘氏本人はいまだ立候補する意向を示していないが、与党・セヌリ党から立候補するのではないかと予想されており、朴大統領やその支持者が立候補を支持しているとの報道もある。

しかし、消息筋によると、潘氏は特定の政治派閥の一員と見られることを望んでいないという。朴大統領やセヌリ党の支持率は低迷しており、さらに一連の騒動の余波を嫌って、潘氏が一定の距離を置く可能性もあるとしている。(翻訳・編集/岡田)

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