朴大統領の親友・崔順実被告が囚人服を着ない理由に、韓国ネットが怒り=「ただ者じゃない」「法律を変えてでも着せてやれ」

Record China    2016年11月29日(火) 9時10分

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28日、韓国・YTNテレビは、朴槿恵大統領の40年来の親友で、国政介入事件の中心人物である崔順実被告が、逮捕・起訴された後も囚人服ではなく私服姿で報道カメラに収められている理由について報じた。写真は朴大統領退陣を求めるソウルでのデモ。

2016年11月28日、韓国・YTNテレビは、朴槿恵(パク・クネ)大統領の40年来の親友で、国政介入事件の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告が、逮捕・起訴された後も囚人服ではなく私服姿で報道カメラに収められている理由について報じた。

崔被告の側近で、一連の事件で逮捕・起訴されたチャ・ウンテク被告は、逮捕された当時、「韓国文化界の王子」ともてはやされたかつてとは別人のような姿で検察の取り調べに向かう様子が話題となった。トレードマークだったキャップや眼鏡だけでなく着けていたかつらも取り去られ、囚人服を着ていたのだ。

しかし同じく逮捕・起訴され護送車でソウル中央地検に向かう崔被告は、紺色の上下に濃紺のコート、最初に出頭した際に来ていた私服をそのまま身に着けているようだ。

記事はこうした違いを「未決収容者の私服着用に関する規則」によるものと説明する。「未決」の拘留期間、つまり刑が確定するまでの間は拘置所内で囚人服を着るのが原則だが、取り調べや裁判などで拘置所から出る際には私服に着替えることができるという。しかし安全のため、かつらやアクセサリー類は着用が禁じられている。

ただ崔被告が私服を選択した理由について、ある法曹界関係者は「自分の体格に合う囚人服がないことから、着るのをためらっているとされる」と語っている。また一部では、掛けられた容疑を簡単には認めまいとする本心が込められた行為ではないかと分析する声も出ている。

私服の選択も法律で認められているとの報ではあるが、韓国のネットユーザーからは「法律を変えてでも囚人服を着せてやれ!」「M、L、XL、XXLのサイズを全部用意して着せろ」「体格に合う服がないって、身長2メートル超えでもなかろうに」「囚人服もファッションのつもりか?合うも合わないもないだろう。身ぐるみ剥がされないだけありがたいと思え」など怒りの声が相次いでいる。

また、「この女はただ者じゃない」「囚人服もブランドものじゃないと駄目なのか」「囚人服にシャネルのロゴでも入れたら着るかもよ」「国がこのありさまなのに、誰一人罪を犯してはいないということか」「朴槿恵さんが1着仕立てて贈ってあげたら?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/吉金

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