世界最長の海底送電線を敷設―海南省

Record China    2008年2月13日(水) 12時55分

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2008年2月、海南電網社は世界最長の海底送電線の敷設プロジェクトを進めている。広東省と海南省を挟む34.7kmの海峡部に敷設される。資料写真。

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2008年2月、海南電網社は世界最長の海底送電線の敷設プロジェクトを進めている。新華社が伝えた。

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この電線は広東省湛江市と海南省澄邁県とを結ぶもので、陸上部分144km、海底部分34.7kmによって構成される。中国初の長距離大容量海底電線敷設プロジェクトで、海底電線の長さは世界一となる。送電容量は60万キロワットで世界2位。21億元(約315億円)を投じたこのプロジェクトは2009年前半にも完成の見通し。

海南省の電力網は設備の老朽化など多くの問題を抱えていた。2004年より海南電網社は巨額の投資を続け、施設の更新を開始した。2006年から2010年までの間に毎年16億元(約240億円)が投入されることになっている。海底送電線の敷設で広東省からの電力供給が受けられることになり、経済発展に不可欠な電力供給体制の整備は急ピッチで進んでいる。(翻訳・編集/KT)

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