人民網日本語版 2016年11月14日(月) 23時10分
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中国人宇宙飛行士の景海鵬氏は宇宙実験室「天宮2号」で11日、宇宙の植物(レタス)栽培状況を紹介した。
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中国人宇宙飛行士の景海鵬氏は宇宙実験室「天宮2号」で11日、宇宙の植物(レタス)栽培状況を紹介した。新華社が伝えた。
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景氏は、「今日は通常の手入れを行う。主に植物の水分、養分の含有量、照明の状況を調べ、注射器で空気を注入する。水分を測定する装置があり、数値が低すぎれば、レタスに水をやらなければならない。私たちは宇宙農家のようなもので、毎日10分以上をかけレタスの手入れをする」と話した。
また、景氏は続けて、「宇宙での種まきは地上とは異なる。地上ではまず種をまいてから水を与えるが、宇宙に持ち込んだ装置は硬い材質のため、水を吸い柔らかくなってからでなければ、種をまくことができない。そのため先に水をやり、次に種をまくようにしている。そして、私たちはドッキング後5日目の朝、種が芽を出したことを確認した。私と陳冬氏は喜び、真っ先にこの朗報を地上のスタッフに伝えた。私たちは写真をたくさん撮影し、レタスの芽との記念写真を撮った」と述べた。
宇宙飛行士センター環境制御生命保障研究室副研究員の王隆基氏によると、中国が宇宙で植物を人工栽培するのはこれが初めてで、今のところ宇宙飛行士の食用にはならないとしている。植物のサンプルを持ち帰り、生物安全性の検査・測定を実施する必要がある。例えば植物表面の微生物が、基準値を超過しないかを調べる。検査・測定に合格後、次の実験で宇宙飛行士に栽培した野菜を食べさせるかを検討できるようになるという。(提供/人民網日本語版・編集YF)
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