韓国が開発失敗したはずの2階建て高速鉄道車両、一転7年後実用化へ=韓国ネット「客をつぶす気か!」「どうやってあのトンネルを通るの?」

Record China    2016年11月12日(土) 8時10分

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11日、韓国メディアによると、韓国政府が研究を完全に中止し事実上失敗とされていた高速鉄道KTXの2階建て車両開発が、一転実用化に向け動いていることが分かった。来年には試運転を終え、早ければ2023年に本格導入される。資料写真。

2016年11月11日、韓国・ニュース1などによると、韓国政府が研究を完全に中止し事実上失敗とされていた高速鉄道KTXの2階建て車両開発が、一転実用化に向け動いていることが分かった。来年には試運転を終え、早ければ2023年に本格導入される。

韓国鉄道公社(KORAIL)は同日、現代(ヒュンダイ)ロテム、韓国鉄道技術研究院との間で、韓国型2階建てKTX開発に向けた業務協約を締結したことを明らかにした。2階建てKTXは、既存のKTX山川(サンチョン)型車両の4倍超の座席を設けることで、1編成で航空機5機分に当たる1400人の乗客を運ぶことができるという。2階建てKTXの研究は韓国では3年ほど前から重ねられてきたものの、今年10月初めの韓国メディアの報道では、技術不足で開発が中止されたと伝えられていた。

KORAIL関係者は「今回の業務協約を通じ2階建てKTX導入への可能性が開かれた」とし、「共同研究が完了すれば、時速300キロの2階建て高速鉄道の技術を保有することになり、海外鉄道市場への進出の活路が開かれるだろう」と述べた。協約では試験車両2両を製作し17年末までに試運転を完了、技術開発が終わった時点から約60カ月の製作期間を経て、早ければ23年に運行を開始する計画となっている。

これに韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せているが、車両実用化への期待の声は少ない。

「技術の問題より、トンネルのサイズが合わないから結局やめたんじゃなかったっけ?また始めるということは、他にお金を巻き上げる所がなくなったんだろう」

「どうやってあの京釜線のトンネルを通るの?拡張工事が必要なのでは?」

「また上の人間がものすごい額の裏金を手にするはずだ」

「現代ロテムって、あの中国よりも技術力がない会社?」

「線路とトンネルをそのまま使うから、1階建てサイズの半分で作るようなものだろう。みんなしゃがんで乗るような感じだな」

「列車があっても走る線路がないじゃないか」

「そんな無駄なことをするより、車両を長〜くつなげて運行したら?その方が早い」

「今だって狭苦しいのに、つぶす気かよ!ヨーロッパの高速鉄道を一度見てきたらどう?」

「現政権下ではもう何もしないでくれ!」

「やめておけ。ここは広い大陸とは違う」(翻訳・編集/吉金

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